
『ピープルツリー』はフェアトレードの先駆けともいえるブランド。
エシカルで地球環境にやさしいものづくりに加えて、5年ほど前からか、ファンドの投資が入ってからデザインもとても良くなったように思う。
土臭さ(土着テイスト)が良い意味で弱まり、より日本の都会で着るにふさわしい、エシカル・ファッションに向上している印象を受ける。
そして、このブランドの代表的な特徴は2つ。
- 生産者を支援する(フェアトレード)
- 環境を守る(インドで無農薬栽培のオーガニックコットン)
嘘の無い品質を期待して、私も1枚買ってみた。

はき心地は?
痒みは感じない。
しかし、素材表示を見るとオーガニックコットンに加えて「Elastane 5%」とある。
これはポリウレタンの一種のことだ。
フィット感を増すためのストレッチ素材として混合されている。
オーガニックコットンに化繊が混じることのメリット・デメリットは以前書いたが、ピープルツリーの下着もよりスタイリッシュで引き締まった着用をイメージしてかタイトなフィット感は蒸れを生じやすいようにも感じた。
しかし、これも前回記事の内容と同様で、フィット感=悪ではない。
「今夜は彼女とキメル!」といった日に、様になる下着のイメージとしては最適で、『環境や素材にこだわりながらもファッション性が高い肌にやさしめパンツ』と言うこともできる。
一方、
以前紹介した同じくオーガニックコットン素材のパンツたちと比較すると、
VS 無印良品のオーガニックコットン トランクス
スタイリッシュ度 | ピープルツリーの勝ち |
価格 | 無印良品(590円)の勝ち |
VS Leaf Cube Organicのローライズボクサー
スタイリッシュ度 | 引き分け |
価格 | ピープルツリーの勝ち(約800円差) |
ということで、
オシャレ感とコスパで◎
周りの目が気になるようなリハビリパンツは嫌だ。
金伴繊維の下着や、THE GUNZEのオーガニックシリーズのことだ。
そういう人には、ファッション性も兼ね備えたこの商品はベストと言える。
普段は無印良品でもいいが、なにかとデート用に持っておきたい一枚になる。
そして、シルクと違ってコットンなので、気軽に洗える。
耐久性も期待できる。
シーンによって使い分け・穿き分ける。
賢者の穿き様だ。
つづく