
マリーネ株式会社は高品質シルク肌着の製造・販売を行う奈良の会社。そのオリジナル男性用下着が『男の絹』。
公式サイト: http://www.maly-silk.com/shopbrand/ct51/
商品は日本で企画され、製造は絹の本場中国の浙江省 (せっこうしょう)にある協力工場で生産される。
中国製と聞くと、「品質は大丈夫?」と疑う人も多いかと思うが、絹に関していうとシルクロードというぐらいそもそも中国が本場。
日本での養蚕業者も減っている中、担い手・スキルの継承が国内では難しく、一部のシルク商品の製造・縫製技術は中国の方が秀でていることもあると聞く。
日本企画・中国生産、そしてシルク&コットン素材の男性用下着。
それがこの『男の絹』シリーズで、シルクの良さと、コットンの耐久性を併せ持った商品である。

私が購入した商品は「シルク&コットン ボクサーパンツ」。
カラーはあまり目立たないように黒×黒ラインを選択した。
穿き心地は以前に紹介した「モンベルのスペリオルシルク・トランクス」に近い。
やや光沢感を持った、ガンメタル風の色味。
本体はソフトな肌当たりだが、ホールド感は適度に保たれている。
蒸れる感じもない。
このあたりは、シルク下着がブームになるはるか昔(30年前)から中国の提携工場と協力して培ってきた技術の賜物なのだと思う。
下着としての基本性能が高い印象を受けた。

そして、注目したいのがその素材。
冷えとりの世界では『冷えとりの効果を最大化するための素材 』 としては、『①皮膚から毒を吸収する繊維、②その毒を外に放出する繊維』この2点を組み合わせたものがいいと言われる。
①はシルクで、
②の代表的なものが、天然素材のコットン、そしてウール。
だから、冷えとり靴下というものは、1枚目シルク、2枚目コットンというように重ね履きすることで、1枚目で吸って、その吸った毒を2枚目に移していくという様にできている。
今回の商品はシルク肌着と合わせて着てデトックス効果が増す素材としてもっとも効果的とされている綿(コットン)混だ。
価格もシルク100%と比べて安いので、ローテーションの1枚に使えるデザイン、機能、価格のバランスの取れた商品だと感じた。
つづく
おすすめの関連商品
上記で紹介した商品のトランクスとボクサータイプが選べる。
冷えとりの考え方を学ぶのに最適な一冊。
女性に向けての本が多い中で、理論をきちんと学べる冷えとり医学の書。