【note記事公開】陰嚢湿疹との付き合い方 »

治癒中の玉袋ケアに良かった2つのクリームと理由

男性のアソコが痒くなる原因としては様々理由があるだろうことは以前体験記事に書いたが、病気でない場合に、いますぐにそのかゆみをなんとかしたい人におすすめの方法を記しておく。

それは、

  • クリーム塗布による保湿・保護
  • 日中のパンツの穿き替え(蒸れ・汗・雑菌防止)

である。

まずはじめにやることは、

安全な保湿クリームによるケア

おすすめのクリームは、

  • ニベア クリーム(応急処置)
  • 華密恋 スキンバーム(恒久的な対応)

前者は市販の薬局で買えるし、価格も手ごろ。
薬局で買うのが「少し恥ずかしい」と思うなら、ネット通販を利用すればいい。

市販薬の中にはステロイド系のものや、メンソール配合のいかにも痒みを抑えてくれそうなものがたくさんあるが、個人的には睾丸まわりの経皮吸収率が高いことを理解しているので、少しでも成分表記に疑問を感じたものは利用しないことにしている。

慢性的な痒みを根本から解決していくためには、内側からの見直しと経過観察中の保湿クリームは欠かせないと思っている。

その点、ニベアは取り急ぎの効果を感じるために向いている
なんといっても価格が安い。

ただし、使っているうちに気づくと思うが、スゥ―っと全体に塗りたくれるなめらかな使用感も、それは油分が多い証拠

ナイトケアなど汗をかかない時間帯での利用を除いてはきちんと余計な油分は落としてから外出するなどしたい。

でないと、その油分のべとつきが雑菌増殖の温床になってしまうからだ。

では、もっと安全で楽な方法はないのか?


華密恋のスキンバームを使う

そう。
それが、カミツレンのスキンバームだと私は思う。

カミツレというキーワードを知っている男性は少ないと思うが、カミツレンとは、ハーブの女王と呼ばれ、4000年以上も前から薬草として親しまれてきたジャーマンカモミールの和名。つまり、カモミールのことだ。

ただ、「なぜ皮膚にカモミール(紅茶)を塗るんだ?」と疑問がわくはず。

日本ではカモミールはティーとしていただくのが身近であるが、植物療法が盛んなヨーロッパではその優れた保湿力から乾燥や湿疹、あせもなどの肌トラブルを鎮める薬草・スキンケアとして長く使われてきた歴史がある。

そのカミツレエキスを配合した自然派由来の安全なスキンバームとして、こちらを選択し、使っていた。

ニベアよりも高級だが、油分が少なく、ワックスのように薄く薄くのばして使うので、案外減るものではない。

パッケージも小さく、携帯できるので、出先でどうしても我慢できないような治療中の男性にはそっとカバンに忍ばせておけるので便利だ。

以上、おすすめの2種類のクリームを紹介した。


ちなみに、他にも自然派由来で皮膚に効果があるとされているものに『ヒバ油』がある。

ヒバ木材から抽出された天然の油で、青森県では古くから皮膚トラブルに使われている。

主な効果としては、抗菌・消臭効果、保湿効果がある。

ただ、こちらは油そのものなので忙しい毎日の中では使いづらいのではないかと感じ、まだ試せていない。

おそらくスプレーにして「風呂上りや出かける前にさっと一吹き」といった使い方ができるのかもしれない。

クリーム系が苦手な人は、試してみる価値があるだろう。

おっと、

「日中のパンツの穿き替え(蒸れ・汗・雑菌防止)」について言及できていなかった。

これは言わずもがなであるが、保湿クリームを塗布した状態で外出すると、冬は乾燥しているし、汗をあまり掻かないのでいいが、夏場は股間も汗ばむと雑菌が増殖しやすくなるので、適度に穿き替えてあげるといい。

少し手がかかってしまうが、仕事中や勉強中の耐えられない痒みとの戦いを思えば、準備の大切さの価値は伝わるかと思う。

つづく